ヨシモトコーヒーのAmazon登録商品には、産地別コーヒー、ブレンド、カフェインレスがあります。商品を選ぶだけで終わらせず、朝、暑い午後、寒い日、夜という場面に合わせて淹れ方を変えると、一袋を最後まで楽しみやすくなります。
ここではペーパードリップを基準に、家庭で再現しやすい分量を紹介します。味の感じ方は豆、挽き目、器具、水によって変わるため、最初の一杯を基準に少しずつ調整してください。

公式サイト掲載写真。オーナーの許可により使用しています。
まず覚えたい基本のホットコーヒー
1杯分の出発点は、コーヒー粉10〜12g、お湯150〜180mLです。中細挽きにし、沸騰後に少し落ち着かせた約95℃のお湯を使います。カップとドリッパーを先に温めておくと、冬でも温度が下がりにくくなります。
- フィルターをセットし、粉の表面を平らにする
- 粉全体が湿る量のお湯を注ぎ、30〜40秒蒸らす
- 中心から円を描くように、2〜3回に分けて注ぐ
- 2分30秒〜3分を目安に抽出を終える
全日本コーヒー協会の基本原則では、器具に合う挽き方、新鮮な水、清潔な器具、約95℃の湯温を基本に挙げています。時間だけを守るのではなく、飲んだ結果から次の一杯を変えるのがコツです。
| 飲んだ印象 | 次の一杯で変えること |
|---|---|
| 苦味や重さが強い | 挽き目を少し粗くする、湯温を少し下げる、抽出を早めに終える |
| 酸味が鋭く薄い | 挽き目を少し細かくする、湯温を少し上げる、抽出時間を延ばす |
| 濃すぎる | 抽出後に少量のお湯を加える |
| 香りが弱い | 淹れる直前に挽き、器具に古い粉や油分が残っていないか確認する |
朝は香りを立たせる一杯
朝は基本レシピから始めます。産地ごとの違いを見たいならチャンチャマイヨ、モカ、グァテマラなどのストレート。迷わずバランスを取りたいならコザブレンドやコザプレミアムが候補です。
最初から砂糖やミルクを入れず、ひと口だけブラックで香りと後味を確認します。その後で好みに合わせて加えると、その日の豆の状態をつかみやすくなります。
夏は急冷アイスと水出しを使い分ける
香りを立たせてすぐ飲みたい日は急冷式が向きます。1杯分はコーヒー粉15g、お湯100mL、氷100gから始めます。
- サーバーへ氷を入れる
- 粉へ20〜25mLのお湯を注ぎ、30〜40秒蒸らす
- 残りのお湯を2回に分け、氷の上へ濃いコーヒーを抽出する
- よく混ぜて温度と濃さを均一にし、新しい氷を入れたグラスへ注ぐ
薄いと感じたら、お湯を増やすのではなく粉を1〜2g増やします。苦味が強すぎる場合は、挽き目を少し粗くするか、深煎り一辺倒ではなく中煎りの豆でも試します。全日本コーヒー協会のアイスコーヒー手順も、氷で薄まる分を考えて粉を多め、お湯を少なめにする考え方です。
夜に仕込んで翌朝飲みたい日は水出しも便利です。粗挽きの粉60gと水750mLを容器に入れ、冷蔵庫で8時間を目安に置いてから濾します。濃い場合は水や氷で調整し、抽出後は冷蔵して早めに飲み切ります。
冬はカップを温めて、カフェオレにも
寒い日は、カップとサーバーへ先にお湯を入れて温め、抽出直前に捨てます。コーヒー粉12g、お湯180mLを基準にすれば、冷めにくく香りを感じやすい一杯になります。
カフェオレにするときは、粉14g、お湯120mLでやや濃く抽出し、温めた牛乳60〜100mLを合わせます。牛乳は沸騰させず、湯気が立つ程度に温めます。コーヒー感が弱ければ牛乳を減らし、重ければ抽出後に少量のお湯を加えます。
夜はカフェインレスを小さめの一杯で
夜も香りを楽しみたいときは、カフェインレスのコロンビアが選択肢になります。粉10g、お湯150mLから始め、まろやかにしたい場合は90℃前後まで少し湯温を下げます。温めたミルクを加えるなら、コーヒー100mLとミルク50mL程度の小さめの一杯も作りやすい配分です。
カフェインレスはカフェインが完全にゼロとは限りません。全日本コーヒー協会は生豆段階でカフェインを除去する複数の方法を紹介しており、米国FDAもデカフェには少量のカフェインが残る場合があると案内しています。就寝への影響には個人差があるため、「寝る前でも大丈夫」とは断定せず、自分の反応を見ながら量と時間を調整してください。
豆・粉・商品を生活から選ぶ
ミルを持ち、淹れる直前の香りを楽しみたい場合は豆。時間を短縮したい場合は粉を選びます。同じ銘柄でも豆と粉、容量、セット数でASINが異なるため、Amazonの商品ページで確認してください。
- 朝の基準を作る:コザブレンド、コザプレミアム、産地別コーヒー
- 夏の急冷を作る:アイスブレンド、深めの焙煎、好みの産地別コーヒー
- 冬にミルクと合わせる:コクを感じるブレンドや深煎り
- 夜にカフェインを控える:カフェインレス コロンビア
一度に条件を複数変えず、粉量、挽き目、湯温のどれか一つだけを変えると好みへ近づきやすくなります。チャンチャマイヨで試す具体例は、チャンチャマイヨのホット・アイスレシピでも紹介しています。
SOURCE NOTES
参考・出典(公式情報)
- https://www.yoshimotocoffee.shop/yoshimoto2026年7月22日確認
- https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=00001860592026年7月22日確認
- https://coffee.ajca.or.jp/column/4452/2026年7月23日確認
- https://coffee.ajca.or.jp/column/4458/2026年7月23日確認
- https://coffee.ajca.or.jp/column/4446/2026年7月23日確認
- https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/spilling-beans-how-much-caffeine-too-much2026年7月23日確認